● こんな方におすすめ!●
・サステナブルな食生活を考えていきたい ・地球に優しい暮らしを行動に移したい
・子どもに何を食べさせるかどうか日々考えている ・循環型農業や自給自足という言葉に関心がある
・臼杵在住/臼杵に興味がある ・臼杵の生産者さんと関わりを持ちたい
・食に興味関心のある参加者と繋がりたい
- NEWS -
2022.09.01 WEBページをオープンしました。
- ABOUT -
『食をとりまく環境に不安はあるけれど、
毎日の生活のなかでどんなことに取り組んだら良いのかわからない。』
最近、そんな声があちこちから聞こえてきます。
臼杵市は、地質と地形に恵まれ、
きめ細やかで、まろやかな柔らかい水に恵まれています。
この水が重要となる醸造業が1600年頃から始まり、
質素倹約の中で知恵を絞って生まれた郷土料理など、
多様な食文化が発展してきました。
近年では、こうした市民が大切に培ってきた食文化に加え、
有機農業や地産地消も推進しています。
例えば、日本で唯一、市が草木等を主原料とした完熟堆肥を生産し、
生命力のある土づくり環境を整備することで、
生産者、消費者ともに食の重要性について理解を深めています。
こうした価値が認められ、
ユネスコ創造都市ネットワーク(食文化分野)にも加盟しました。
そんな臼杵にいる食のプロたちと、
国際的な食のムーブメントであるスローフードがタッグを組み
ローカルかつグローバルに食に関する見識を深め
毎日の食の選択の背中を後押しする
学びがたっぷりつまったアカデミーを開講します。
『地球を想う、毎日の選択を。』
お子様とご一緒での参加も歓迎です!
主催:臼杵食文化創造都市推進協議会 / 一般社団法人日本スローフード協会
● 概要
・開講日数:全6回(※2022年10月-2023年1月/詳細な日程は下記プログラム参照)
・開講形式:対面受講 または オンライン受講(ZOOMを利用します)
・受講人数:対面受講 20名・オンライン受講 15名(全35名)
※定員をこえる応募があった場合は事務局にて審議のうえ選考し決定いたします。
・主催:臼杵食文化創造都市推進協議会 / 一般社団法人日本スローフード協会
・参加費:臼杵市民... 5,000円 臼杵市民以外... 10,000 円
条件に当てはまる方は無料優待参加枠あり(応募条件 参照)
含まれるもの:テキスト代、アカデミー会場での軽食代
※オンラインの参加費には軽食代は含まれません
※条件に当てはまる方は無料優待参加枠あり(下記「応募条件」参照)
※優待枠には上限があります。上限を超えた応募があった場合は抽選となります
・開催場所:サーラ・デ・うすき(大分県臼杵市大字臼杵210-3)ほか
● 応募条件
・臼杵在住/臼杵に縁がある/臼杵に興味関心がある 方
※お子様とご一緒での受講も歓迎!託児のご用意があります(無料)
※お子様同伴でのご参加予定の方は、エントリーフォームにお子様の人数と年齢(月齢)をご記入ください。
下記のいずれかの条件に当てはまる方は、無料優待参加枠での応募が可能です
・子育て中の人/子育てに関わる人
・教育関係従事者(教員・保育士・児童館職員 等)
・食関連従事者(栄養士・施設調理員・飲食店 等)
・学生(中学生以上)
● 申込について
・申込期間:〜2022年10月14日(金)まで
・申込方法:
①参加エントリーフォームから:https://forms.gle/nPDY1HuuZQ7YvPFR8
②電話にてお申込:臼杵食文化創造都市推進協議会 0972-63-1111
● お問い合わせ
Slow Food Nippon 渡邉まで
お問い合わせフォーム 又は メールにて
info◆slowfood-nippon.jp(◆を@に変えてご連絡ください)
- PROGRAM -
スローフードが制作するテキストと日本各地の先端事例を紹介するインタビューテキストを教材に、各分野で活躍する臼杵の実践者をゲストに招いてワークショップ形式で共に学ぶ授業を行います。
スローフードが制作するテキストと日本各地の先端事例を紹介するインタビューテキストを教材に、各分野で活躍する臼杵の実践者をゲストに招いてワークショップ形式で共に学ぶ授業を行います。
五感のワーク
第二回〜五回は、テーマにちなんだ食べ物を用意しています。
五感を使って味わい・学ぶワークをおこないます。
(新型コロナウイルス感染状況に応じて中止になる可能性有)
10/22(土)
9:00-12:00
第一回:イントロダクション
・テキスト 寄稿:島村 菜津さん
(ノンフィクション作家/著書『スローフードな人生!』『エクソシストとの対話』)
・オリエンテーション: 日本スローフード協会 代表理事 渡辺 めぐみ
地球想いな食とは、どのようなものなのか。私たちの食とそれを取り巻くシステムをより良いものにするための世界的な草の根運動であり、1989 年にイタリアで始まり、現在160カ国以上に広まっており、国際組織でもあるスローフードの理念や活動を事例に、これからの食の在り方を考えます。
「おいしい、きれい、ただしい(Good, Clean, Fair)食べ物をすべての人が享受できるように」をスローガンに、食を真ん中に置いた様々なプロジェクトの数々とともに、日常的にできるアクションを考えていきましょう。
11/5(土)
9:00-12:00
最近スーパーでも「農家の○○さんが作った野菜」「産地直送・地元野菜」「オーガニック野菜」など、こだわりコーナーをみることも増えてきました。けれども「どんな種からできているか」で、野菜を選ぶことはなかなか難しいのではないでしょうか。テキストでは、地域固有の種を守る活動を続けてきた岩崎さんのメッセージを通して、野菜の種の違い(F1種・固定種・在来種)や、「種の多様性」についてを学んでいきます。ゲストには、赤嶺勝人さんの「循環農法」を実践し、年間を通じて、蓮根や水稲を中心に露地野菜約50品目を栽培する、なかた農園の中田知孝さんをお招きします。
11/20(日)
9:00-12:00
誕生日や記念日、レストランでプロの料理人の一皿を味わいながら語り合う時間を大切にしている人も多いのではないでしょうか。そんな特別な日に「地球を想う」という選択肢を加えてみませんか?テキストでは、スローフードの視点から世界の食材を探求し、サスティナブルレストラン賞も受賞したレストラン「レフェルヴェソンス」の生江シェフのインタビューを通して、生産者と食べる人をつなぐ料理人の想いに触れていきます。ゲストには、臼杵市長が認証した「ほんまもん農産物」を積極的に使用し、素材の持つ味を活かしながら老若男女問わず美味しく楽しめるイタリアンを提供している「オステリアまさき」の正木大介さんを迎えます。
12/3(土)
13:00-16:00
最近、米食よりもパン食や麺類を選ぶという人が増えています。パンや麺、お菓子などの小麦製品を選ぶとき、何を大切にしていますか?原材料と向き合い、その生産者と手をとり湘南小麦と名付けその価値を高めていくプロジェクトを行うムールアラムールの本杉さんへのインタビューを掲載したテキストとともに、ご自身のお子さんの食べるお菓子について、何が入っているかわからない市販のものではなく、美味しくて体にいいものを使ったものを食べさせたいという想いのもと手作りを始めたことがきっかけとなり、「quotidien(コティディアン)」を開店した青木貴絵さんのお話を聞いていきます。
9:00-12:00
12/18(日)
9:00-12:00
1/14(土)
9:00-12:00
第六回:最終発表会
約2ヶ月の学びを経て、毎日にどんなアクションができるのか、みんなで発表し、ディスカッションを行います。
この学びをひとときのものにせず、長くつながっていく関係性を育てながら日常のアクションの線を長くながくのばしていきましょう。
- REPORT -
Coming soon....
<スローフードとは>
スローフードとは、1986年にイタリアで発祥したムーブメントであり、国際団体です。おいしく健康的で(GOOD)、環境に負荷を与えず(CLEAN)、生産者が正当に評価される(FAIR)食文化を目指しています。食べ物には、あらゆる地域の伝統・叡智・喜びなどが込められています。地球や社会の環境が大きく変わろうとしている今、様々な分野や世代を越えて多様性に満ちた持続可能な暮らしを考えていかなければなりません。スローフードは、食を通して、皿の外にある見えない味付けを考え、楽しく美味しくアプローチしています。
参考